忍者ブログ
たわいもない日常と、旅の話を綴っています。
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

地中美術館に着くと、客は1ヵ所に集められた。
今って何分待ちなんだろう・・・ドキドキしながら係りの方の話を聞いていると、
「では、準備の出来た方からチケットを購入して美術館にお進みください」
え!?
まさかの、待ち時間ナシであった。

・・・3年前のあの秋の日の混み具合は異常だったんだな・・・。
でも今回もいつまたあの時のように混みだすかはわからない。
早めに来ておいて正解だったと思う。


015『地中美術館』 *入館料別途1000円(パスポート提示割引価格)

地中美術館の作品については前回書いてあるので省略(笑)
個人的にはジェームズ・タレルの「オープン・フィールド」が大好き!
もう一度この空間を体験したくて地中美術館に来たくらいだ。
白い壁、黒い階段。黒い階段の先には青いスクリーンのようなもの。
スクリーンのように見えるけれど、中に入っていくことができる。青い部屋。
なんとも不思議な感じ。ブラウン管の中にでも入ったような気がする。
ウォルター・デ・マリアの「タイム/タイムレス/ノー・タイム」も好き。
「冒険映画のクライマックスに出てきそうな部屋」と私は思っている(笑)

時間に余裕があるので、次は李禹煥美術館へ行くことにした。
ベネッセ・アートサイトエリアを巡回している無料シャトルバスがちょうどやってきたので乗り込む。


014『李禹煥美術館』 アート:李禹煥(韓国/日本) 建築:安藤忠雄(日本)


前回も思ったけれど、この建物と青空の対比が好き♪
地中美術館もこの感じがすごくいいんですよねえ。


壁にこんなのが埋め込まれています。「指でこすったような」おもしろい作品です^^

受付を過ぎると「照応の広場」という中庭?があって、石と鉄板が置かれた空間になっている。
ここを通って中に入ると「出会いの間」という絵画の部屋が。
キャンバスの端から端まで筆を一直線に走らせて、それで「作品」とする潔さがすばらしい。
私にはまねできない。きっともっとなにかを描き足したくなると思う。
「沈黙の間」には鉄板と自然石を置いてあって。Oさんはこの部屋が好きなのだそう。
「影の間」は石の影と映像が重なり合っていて。
「瞑想の間」は壁に直接アクリル絵の具で描いてあって。
無理な話だけど、この美術館は貸切にして一人で心行くまで作品と向き合ってみたいかも。

美術館をでようかと言う頃、ふと時計に目をやると14時20分頃だった。
「今からならベネッセハウスのツアーに間に合うかも」
ということで、ベネッセハウスパークに行くことにした。


ベネッセハウスパークには早く着いたので、草間彌生さんの「南瓜」を見ながら時間を潰して。
ベネッセハウスパークアートツアーは15時から。玄関側に集合。別途料金500円。


012『Final Call』 アンソニー・カロ(イギリス)
建物の玄関横に設置されている作品。
アートツアーはここから出発です。
前回とは順路が逆になっていて新鮮ですね。フロント側の階段を下りていくと、
011『光の棺』 杉本博司 があります。
「安藤建築(作品)に手を加える」ということに対して杉本氏のとった方法が興味深いですよ。
他の杉本作品や屋外に設置してあるジョージ・リッキーの風に揺れる作品、
須田悦弘の「バラ」(やっぱり木彫り!)を見て、ツアーは終わった。

船の時間もあるので、バスで港まで戻った。
そうそう、忘れちゃいけないのがこれ。

162『フラワー/ハッピースネーク』 ジョゼ・デ・ギマランイス(ポルトガル)
観光案内板です。

17:00のフェリーで帰りました。

大島
PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
メールアドレス
URL
コメント   絵文字 Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
パスワード
 
[2019]  [2018]  [2017]  [2016]  [2008]  [2015]  [2014]  [2013]  [2012]  [2011]  [2006
最新CM
[08/24 かおる]
[08/13 Shirai]
[07/23 Shirai]
[07/19 かおる]
[07/18 Shirai]
カレンダー
04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
最新記事
ブログ内検索
カウンター
アクセス解析
Copyright © landsend.blog.shinobi.jp All Rights Reserved. 忍者ブログ [PR]
忍者ブログテンプレート