たわいもない日常と、旅の話を綴っています。
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女木の路地を歩きながら、次の作品を目指す。
女木保育所に作品があったが、なぜか写真を撮っていない(汗)
体調が悪い日だったので、少し呆けていたのかも・・・(^_^;)
そして着いたのはこちら。
『福武ハウス2010 世界のギャラリーとスペシャルプロジェクト』
小学校と保育所を使って複数の作品を展示している。
中は撮影禁止。
女木保育所に作品があったが、なぜか写真を撮っていない(汗)
体調が悪い日だったので、少し呆けていたのかも・・・(^_^;)
そして着いたのはこちら。
『福武ハウス2010 世界のギャラリーとスペシャルプロジェクト』
小学校と保育所を使って複数の作品を展示している。
中は撮影禁止。
なんといいますか・・・変わった作品が多くて、どう感じ取っていいものやら(苦笑)
『無題(ランドスケープ トランスファー』大塚聡(日本)はよかったです!
トランクの中で小さな電気が光っていて、箱の中で展開しているハズなのに底なし沼にでも落ち込むように、
下へ下へと光がどこまでも伸びていて・・・。
どういう仕組みになっているんだろう? 不思議できれいな作品です。
『動く電気服2010(田中敦子のために)』森村泰昌(日本)は映像作品で、
電球でできた服を女性が着ているのですが、(通電させると光るんですよ)
「これの撮影中に雷が鳴ったらサイアクー!」と、雷嫌いの私は思ったのでした(^_^;)
福武ハウスを出て次の作品へ。
『不在の存在』 レアンドロ・エルリッヒ(アルゼンチン)
ここも写真禁止だったので、建物外観写真で。
ここには2つの作品があるのですが、これがなかなかよかったです♪
最初に見たのは「二重の茶室」のほう。
引き戸をあけて中に入ると、そこにはとてもきれいな和のしつらい。
お膳と座布団が並べてあって、壁には大きな鏡が2つ・・・あれ、自分の姿がうつっていない!?
一瞬理解できなくて、頭の中が混乱をきたす。
鏡ではない。もう一つの部屋があるのだ。
鏡に写りこんだように見えるもう一つの部屋は、それゆえになんとも奇妙な空間だった。
少しずつパースが歪んでいるのだ。柱も、畳も、なにもかもが。
・・・酔いそうになる・・・(^д^;)
こういう体感できるものってやっぱり好きかも。 楽しいです♪
もうひとつは「見えないもの」。この建物には中庭がありまして、そこが白い石を敷き詰めた石庭になっていて。
その石の上を、見えない足跡が、ぽつり、ぽつりと浮かび上がって・・・。
単純ながら、おもしろーい! こういう、頭使わなくても理解できるものがいいです(笑)
この建物は半分はレストランになっていて、イタリアンが食せます。
次の作品を目指して歩いていると、向こうからなにやら賑やかな集団がやってきた。
道端で立ち止まったかと思うと、各々が手に持っている1m強?位の穴の開いた竹の棒で地面をたたいて
トントカトントカと音を奏で始めた。
そういえば今日はそういうイベント日だったっけ。
見ていると通りにあった派出所からお巡りさんが立派なレンズを装備したカメラを手に出てきて
写真を撮り始めた。
なに、こののどかな光景はー(笑)
お巡りさん、一応勤務中でしょー。 きっと島ならではのおおらかさなんだろうな(^^)
『均衡』 行武治美(日本)
古い納屋の中にたくさんの鏡を繋げてつるして・・・光の乱反射。
自分の姿なのか、他の見学者の姿なのか、いろいろに写し出す人、人、人。
なんか不思議。おもしろーい!
この作品は2階からも見下ろすことができました。
町側の作品をすべて見終え、おにの館に戻ってバスの時間まで一休憩して。
山の上の洞窟へと向かう。所要時間は10分ほど。1人片道300円。
女木島は「鬼が島」の別名を持ち、桃太郎の鬼が住んでいた島と言われている。
山に上に鬼が住んでいたとされる洞窟が残っていて、観光名所となっている。
入場料(芸術祭パスポートで割引あり)を払って入ると中はとてもひんやりとしていて、
右に、左にと枝分かれしている洞窟を歩いていると、
ふと、トルコ・カッパドキアで見たデリンクユの地下都市を思い出してみたり。
そんな中、ふうっと視界に入る、影。
照明に照らされてぼんやりと浮かび上がるそれは、
よくよく目を凝らして見てみると、ヒトの形をしていた---。
『鬼合戦、あるいは裸の桃の勝利』 サンジャ・サソ(クロアチア)
鬼が住んでいたとされる洞窟で、ヒトの形をしたオブジェ。
見る人によっては薄気味悪いと感じるかもしれません。
だけど私には、ライトに浮かび上がるそれがなんとも幻想的に見え、
囚われた霊魂がいまだにさまよっている姿にも思えました。
洞窟を出て少し歩くと、『緑の音楽』ロルフ・ユリアス(ドイツ)という作品があった。
道から脇に外れて、木や草で囲われたちょっとした空間。
女木島周辺で採取したという音がどこかに忍ばせたスピーカーから流れてくる。
風の音。木の音。波の音。
自然界にあふれる音が、自然のホールで合唱している。
折角ここまできたのだからと、一番先にある展望台まで足を伸ばした。
お天気のいい日だったので、きれいに瀬戸の島々が見渡せて。
右側が屋島。 写真の左のほうの小さな島がいくつか見えているのが大島。
大島の置くに見えている島はなんだろう?
高松港側を見るとこんな感じ。高松と女木島がすごく近いことがよくわかりますね。
帰りはバス代をケチって、ここから港まで歩いて降りた。距離にして2km半程度。
途中で、息を切らしながら登って来る東洋系のカップルに会いました。
道を間違えそうになっていた(山道に入ろうとしていた)ので
「CAVE(洞窟)」と言いながら指差し案内をして。 上り坂はキツイよ、がんばれ!
おにの館で船の時間になるまで座って休んでいると、アンケート協力を頼まれた。
(ばみちゃんはカメラ片手にどこかに行っていた)
芸術祭に関するアンケート。記入を終えて用紙を渡すと、お礼にバッチをいただいた。
16:15発の船で高松へ。
意外と短時間で全作品を見ることが出来た女木島だった。
→犬島(1)へ
『無題(ランドスケープ トランスファー』大塚聡(日本)はよかったです!
トランクの中で小さな電気が光っていて、箱の中で展開しているハズなのに底なし沼にでも落ち込むように、
下へ下へと光がどこまでも伸びていて・・・。
どういう仕組みになっているんだろう? 不思議できれいな作品です。
『動く電気服2010(田中敦子のために)』森村泰昌(日本)は映像作品で、
電球でできた服を女性が着ているのですが、(通電させると光るんですよ)
「これの撮影中に雷が鳴ったらサイアクー!」と、雷嫌いの私は思ったのでした(^_^;)
福武ハウスを出て次の作品へ。
『不在の存在』 レアンドロ・エルリッヒ(アルゼンチン)
ここも写真禁止だったので、建物外観写真で。
ここには2つの作品があるのですが、これがなかなかよかったです♪
最初に見たのは「二重の茶室」のほう。
引き戸をあけて中に入ると、そこにはとてもきれいな和のしつらい。
お膳と座布団が並べてあって、壁には大きな鏡が2つ・・・あれ、自分の姿がうつっていない!?
一瞬理解できなくて、頭の中が混乱をきたす。
鏡ではない。もう一つの部屋があるのだ。
鏡に写りこんだように見えるもう一つの部屋は、それゆえになんとも奇妙な空間だった。
少しずつパースが歪んでいるのだ。柱も、畳も、なにもかもが。
・・・酔いそうになる・・・(^д^;)
こういう体感できるものってやっぱり好きかも。 楽しいです♪
もうひとつは「見えないもの」。この建物には中庭がありまして、そこが白い石を敷き詰めた石庭になっていて。
その石の上を、見えない足跡が、ぽつり、ぽつりと浮かび上がって・・・。
単純ながら、おもしろーい! こういう、頭使わなくても理解できるものがいいです(笑)
この建物は半分はレストランになっていて、イタリアンが食せます。
次の作品を目指して歩いていると、向こうからなにやら賑やかな集団がやってきた。
道端で立ち止まったかと思うと、各々が手に持っている1m強?位の穴の開いた竹の棒で地面をたたいて
トントカトントカと音を奏で始めた。
そういえば今日はそういうイベント日だったっけ。
見ていると通りにあった派出所からお巡りさんが立派なレンズを装備したカメラを手に出てきて
写真を撮り始めた。
なに、こののどかな光景はー(笑)
お巡りさん、一応勤務中でしょー。 きっと島ならではのおおらかさなんだろうな(^^)
『均衡』 行武治美(日本)
古い納屋の中にたくさんの鏡を繋げてつるして・・・光の乱反射。
自分の姿なのか、他の見学者の姿なのか、いろいろに写し出す人、人、人。
なんか不思議。おもしろーい!
この作品は2階からも見下ろすことができました。
町側の作品をすべて見終え、おにの館に戻ってバスの時間まで一休憩して。
山の上の洞窟へと向かう。所要時間は10分ほど。1人片道300円。
女木島は「鬼が島」の別名を持ち、桃太郎の鬼が住んでいた島と言われている。
山に上に鬼が住んでいたとされる洞窟が残っていて、観光名所となっている。
入場料(芸術祭パスポートで割引あり)を払って入ると中はとてもひんやりとしていて、
右に、左にと枝分かれしている洞窟を歩いていると、
ふと、トルコ・カッパドキアで見たデリンクユの地下都市を思い出してみたり。
そんな中、ふうっと視界に入る、影。
照明に照らされてぼんやりと浮かび上がるそれは、
よくよく目を凝らして見てみると、ヒトの形をしていた---。
『鬼合戦、あるいは裸の桃の勝利』 サンジャ・サソ(クロアチア)
鬼が住んでいたとされる洞窟で、ヒトの形をしたオブジェ。
見る人によっては薄気味悪いと感じるかもしれません。
だけど私には、ライトに浮かび上がるそれがなんとも幻想的に見え、
囚われた霊魂がいまだにさまよっている姿にも思えました。
洞窟を出て少し歩くと、『緑の音楽』ロルフ・ユリアス(ドイツ)という作品があった。
道から脇に外れて、木や草で囲われたちょっとした空間。
女木島周辺で採取したという音がどこかに忍ばせたスピーカーから流れてくる。
風の音。木の音。波の音。
自然界にあふれる音が、自然のホールで合唱している。
折角ここまできたのだからと、一番先にある展望台まで足を伸ばした。
お天気のいい日だったので、きれいに瀬戸の島々が見渡せて。
右側が屋島。 写真の左のほうの小さな島がいくつか見えているのが大島。
大島の置くに見えている島はなんだろう?
高松港側を見るとこんな感じ。高松と女木島がすごく近いことがよくわかりますね。
帰りはバス代をケチって、ここから港まで歩いて降りた。距離にして2km半程度。
途中で、息を切らしながら登って来る東洋系のカップルに会いました。
道を間違えそうになっていた(山道に入ろうとしていた)ので
「CAVE(洞窟)」と言いながら指差し案内をして。 上り坂はキツイよ、がんばれ!
おにの館で船の時間になるまで座って休んでいると、アンケート協力を頼まれた。
(ばみちゃんはカメラ片手にどこかに行っていた)
芸術祭に関するアンケート。記入を終えて用紙を渡すと、お礼にバッチをいただいた。
16:15発の船で高松へ。
意外と短時間で全作品を見ることが出来た女木島だった。
→犬島(1)へ
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