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たわいもない日常と、旅の話を綴っています。
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ガイドブックの地図がこんなだったので、てっきり島のあちこちに作品が分散しているのだと思ったら、
黒丸数字で書かれているのは、ガイドブックの中で紹介されている観光地やお店だったのです(^_^;)
芸術祭の作品があるのは、土庄と肥土山・中山地区だけだったのです。
最初から気がついていれば、午前中はどこかを観光しててもよかったのだ・・・。

今更ぐだぐだ言っても始まらない。
Sさんはなにも見ていないのだし、もう一度、肥土山地区を目指しましょう!
肥土山地区に行く前に、土庄にある作品へ。




『宝船』 豊福亮(日本)
別料金で走っている船にのることもできるのですが、とりあえずパスポートがあれば内部見学だけは
できるとのことで、乗ってみました(^^)
中はキンキンキラキラの装飾が!これらは海の漂流物を使っているのだそうです。




『Net-Work』 スゥ・ドーホー(韓国/アメリカ)
遠目で見ると漁の網かなにかのように見えるのですが、近付いてみると人型でできています。
「金色の人形が手足をつなぐように網一面に結ばれている。(中略)人間は、集団で社会をつくり、
教働すると同時に、定められた社会的ネットワークにとらわれているという両義的な作品だ」(公式ガイドブックより)
海岸に展示されているこの作品、ちょうど昼過ぎの一番暑い頃に見たせいか、
作品を見ながらはなにも考えられなかった(^^;)んだけど、
青い海と青い空と金銀に光るつながれた人形と・・・なんだか不思議な感覚が自分の中に残っています。

土庄の2つの作品を見たので、今度は車に乗ったまま肥土山・中山地区の一番奥(遠いところ)へ。
Sさんには申し訳ないけれど、自分達がまだ見ていない作品を優先させてもらった。


『つぎつぎきんつぎ』 岸本真之(日本)
この日は快晴だったので、青空と緑がまぶしい屋外から中に入ると、
暗闇の中、照明に照らされて浮かび上がる作品がなんとも幻想的に見えました。
これらは食器で作られています。
サッカーボールのような丸い球体はお皿で、塔のようなものはお椀や土鍋、茶碗蒸し椀や急須・・・etc
日常のありふれたものが、作品として生まれ変わって存在する不思議な感覚。
どこかなつかしさや温かみを感じるのは、「使われてきたものたち」だからでしょうか。



『島-人が島を夢想するとき 「森」「径」「泉」』 安岐理加(日本)
3つ目の作品。「泉」になります。
田んぼの近くにある水場に、貝殻を繋いだオブジェがぶら下がっていました。
これだけ?と思わなくもないのですが、ここに来る道中というのが・・・

こんなに素敵な棚田の風景が広がっていたのです!
作品がこの場所に展示されていなければ、見ることができなかった風景。
この方は景色と作品を上手に融合させているのですね。


『声なき人々の声』 ダダン・クリスタント(インドネシア/オーストラリア)
インドネシアのバリ島の竹笛「スナリ」を模した作品。
竹に穴が開いていて、風が吹くと音色を奏でる・・・そうなのですが、この日はほぼ無風なのでした。残念。


午前中の最後に寄った「小豆島の家」に再び行きました(^^)
でも1度入っているので、鑑賞料300円を払いました。300円を払ってでももう一度入りたい!と
思えるくらい、気持ちがいいのです~。
ここでまたしばらくの間、休憩をしていました。

炎天下の中、かなりの距離を歩いていたために私の体力は限界に近くなっていて、
相談の結果、KさんとHちゃんがSさんを案内しながら学校を目指し(午前中の逆ルートで作品鑑賞)、
私とばみちゃんは車で学校まで戻ることになりました。

学校で再び合流して、学校近くにある最後の作品をみんなで鑑賞。

『心の巨人』 川口龍夫(日本)
倉庫を活用したインスタレーション。巨人の気配を感じることができますか?

なんとか無事に小豆島の全作品を鑑賞することができました。
暑い1日で、少し極端な言い方をするならば、「飲んだ水分が全部汗になってでた」という感じ。
たくさん水分をとったのに、そんなにトイレに行かなくてすんだのです。

帰りはまたフェリーの屋上デッキで、オレンジ色になった日差しを浴びながら高松に帰ったのでした。

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