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たわいもない日常と、旅の話を綴っています。
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雨は降っているし、風もあって肌寒いし、でもバスはしばらく来ない・・・。
唐櫃浜にある案内所で時間を潰すことにした。
案内所の方が3名と、あと2,3組のほかのお客さま。
案内所の方といろいろなお話をしたのが楽しかった。
「お、珍しくタクシーがこっち(唐櫃浜)まで来とる」なんて言う。
豊島にタクシーは1台しかいないのだそうだ。

豊島で唯一のタクシー、秋山タクシー

次に行く甲生(こう)の作品攻略方法も教えてもらった。
甲生に着くと急ぎ足で作品を見て回った。


家に赤いネット!!?


『ハーモニカ』 スー・ペドレー(オーストラリア)
赤いネットで覆われた家の中は、いろいろな色の布で包んだお皿を並べて豊島を形作っていた。
青いお皿は池があるところ。
グレーのお皿が密集しているところは、不法投棄されているところ・・・。
ご存知の方も多いと思います、
豊島は東京等ででた産業廃棄物が大量に不法投棄され、社会問題になった島です。
公害調停が成立してから10年が経ちますが、
不法投棄物は今もまだ直島で処理が続けられているのです。


『残り物には福がある。』 
クレア・ヒーリー&ショーン・コーデイロ(オーストラリア/オーストラリア、ドイツ)

この家の庭も発掘をしたように掘り返されていて、ここから骨がでたんだよ、ということを
連想させる仕掛けがおもしろい。
タンスから恐竜が出てきたようにも見えるし、自分の感じるように感じてくださいと、
受付の方にも言われたのでした。


『潜在意識下の海の唄』 キャメロン・ロビンス(オーストラリア)
堤防にオルガンパイプを設置してある。風や波の音がパイプを通して音を奏でる。



『遠い記憶』 塩田千春(日本/ドイツ)
公民館だった建物に窓や扉を集めて通路を作っている。
あんな窓、こんな扉・・・想い出のドアの向こうには、何が見えるのだろう?

車道から少し奥まったところにあるこの作品から駆け足で車道へと戻る。
もうバスが来ている!バス停までは間に合いそうにもない!
・・・が、ここが島のいいところ。
どんなに走ってもバス停にはたどり着けなかった私達を、バスの運転手はちゃんと拾ってくれました(^^)
甲生の4作品を見るのに約1時間。
なんとか予定通りのバスに乗ることが出来た。

そして家浦に戻る途中で下車。

うわあ、庭石が赤い・・・!


『Aurora/宇宙的狂気愛/紫の胎動ほか』 横尾忠則(日本)
赤い庭石といい、絵画といい、サイケな感じの横尾作品。
見て回っているうちにすごく疲れました・・・。

ここから家浦の港までは徒歩で。運よく雨も上がっていました。
最初に少し上りがあるくらいで、大半は下り道。
のんびり島を散歩するのもまた楽しいものです^^

最後に港近くにある作品、
『101歳の沈黙/100歳のほか』 木下晋(日本)を鑑賞。ここは写真撮影不可。
盲目の女性旅芸人、小林ハルさんを鉛筆で描いて展示してあります。
ハルさんの生い立ちが書かれた説明書も渡されて・・・。
・・・・・・・・・・。
そういう時代だったのかもしれないけれど・・・。

天気に苦労したけれど、豊島の鑑賞終了です。
帰りは高速船だと乗船整理券を入手するために並ばなければいけなかったりするのが
時間のロスになるなと思って、フェリーで小豆島経由で帰った・・・と思う。記憶あやふや(^_^;)

大島へ
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