たわいもない日常と、旅の話を綴っています。
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ある夏の日のこと---

ビアガーデンで顔をそろえたワインパーティーメンバー。
(時々10人前後の友人とワインを持ち寄って飲み会をしています)
その中に真っ黒に日焼けしたKさんの姿があった。
話を聞くと、自転車を持ち込んで直島に行っていたと言う。
「あー、芸術祭が始まっているんだっけ」
新聞等で瀬戸内の島々で芸術祭とやらを行うということは知っていた。
行けそうなら少しくらいは行ってみてもいいかもね、なんてばみちゃんと話していたけれど、
鑑賞券も高いし、正直に言うと芸術作品なんて見てもよくわかんないし・・・と
尻込みをしている部分もあった。
でもKさんと話ながら、
「機会が合うようなら、1つ2つくらい一緒に行こうよ」
なんて言葉がポロリ。
とはいえ、Kさんとはワインパーティー(絡み)以外で顔を合わせたことはないし、
そもそも松山に住んでいるのだから、どれだけ高松まで来れるのかもよくわからないし、
なによりこの日、自覚症状のない母をどうにか専門病院に連れて行ったら即入院となり、
想像もしなかった病名に私自身の「これから」が見えなくなってしまっていた。
下手をしたら介護生活に突入する可能性もあったし・・・。
言ってはみたものの、一緒に芸術祭に行くことにはならないんじゃないかと思っていた。
(ちなみに母の手術は成功して、ほぼ後遺症もなく見事なまでに回復した)
後日---
高校時代からの友人・Hちゃんからメールがきた。
「Kさんから○月X日に男木島に行きませんかって連絡きたよ」
お。お誘いがきた・・・!
その日はなんとか都合をつけることができそう。
「うん、行く」
こうしてよくわからないまま、芸術祭巡りが始まることになった。
とはいえ、この時はまだ母と自分のこれからのことで頭はいっぱいいっぱいで、
芸術祭がどのように行われているのかを調べる余裕もなかったような状態だったけれど・・・。
そしてこれが自分の人生の中の小さなターニングポイントになるなんて、思いもしなかった。
********************
3年前の瀬戸内国際芸術祭の話をきちんと書いていなかったので、
今更ですが思い出しながら書いていきたいと思います(^^)
→男木島(1)へ
ビアガーデンで顔をそろえたワインパーティーメンバー。
(時々10人前後の友人とワインを持ち寄って飲み会をしています)
その中に真っ黒に日焼けしたKさんの姿があった。
話を聞くと、自転車を持ち込んで直島に行っていたと言う。
「あー、芸術祭が始まっているんだっけ」
新聞等で瀬戸内の島々で芸術祭とやらを行うということは知っていた。
行けそうなら少しくらいは行ってみてもいいかもね、なんてばみちゃんと話していたけれど、
鑑賞券も高いし、正直に言うと芸術作品なんて見てもよくわかんないし・・・と
尻込みをしている部分もあった。
でもKさんと話ながら、
「機会が合うようなら、1つ2つくらい一緒に行こうよ」
なんて言葉がポロリ。
とはいえ、Kさんとはワインパーティー(絡み)以外で顔を合わせたことはないし、
そもそも松山に住んでいるのだから、どれだけ高松まで来れるのかもよくわからないし、
なによりこの日、自覚症状のない母をどうにか専門病院に連れて行ったら即入院となり、
想像もしなかった病名に私自身の「これから」が見えなくなってしまっていた。
下手をしたら介護生活に突入する可能性もあったし・・・。
言ってはみたものの、一緒に芸術祭に行くことにはならないんじゃないかと思っていた。
(ちなみに母の手術は成功して、ほぼ後遺症もなく見事なまでに回復した)
後日---
高校時代からの友人・Hちゃんからメールがきた。
「Kさんから○月X日に男木島に行きませんかって連絡きたよ」
お。お誘いがきた・・・!
その日はなんとか都合をつけることができそう。
「うん、行く」
こうしてよくわからないまま、芸術祭巡りが始まることになった。
とはいえ、この時はまだ母と自分のこれからのことで頭はいっぱいいっぱいで、
芸術祭がどのように行われているのかを調べる余裕もなかったような状態だったけれど・・・。
そしてこれが自分の人生の中の小さなターニングポイントになるなんて、思いもしなかった。
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3年前の瀬戸内国際芸術祭の話をきちんと書いていなかったので、
今更ですが思い出しながら書いていきたいと思います(^^)
→男木島(1)へ
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